老後に必要な資金は？

総務省の家計調査によると60歳以上で無職の世帯の平成26年度の1ヶ月の支出平均は約24万円で、一人暮らしの場合は約16万円になるのだそうです。

ここ最近の年金や税金問題、及び世界経済の下落を考えると老後には不安しかありませんね。

定年である65歳まで働き続けることができれば、一応年金が受け取れるようにはなりますが、もしも65歳を前に退職ということにでもなってしまうと65歳を迎えるまでは無収入で生活しなければならないということにもなりかねません。

現在、日本人の平均寿命は男性が80.21歳、女性が86.61歳となっているので、65歳から数えるとそれぞれ15年～20年間は貯蓄と年金で生活していかなければなりません。

仮に月20万円での生活で計算してみると、20万円x12ヶ月x20年とした場合、4,800万円ほどのお金が必要になってきます。

当然のように年金だけでは、これだけの金額4,800万円もまかなえる訳もなく、今から心して貯蓄をしておかなければなりません。

国民年金だと大体月7万円ぐらいの支給となっているので（厚生年金ではもっと多く貰える）、とりあえず7万円で考えてみると、少なくとも自己貯蓄は3,120万円は必要になってきます。

なんだかこの数字を見てしまうと、改めて老後に不安が残りますね・・・。

ですので、みなさんも早めのうちに老後のライフプランを考え、今から貯蓄を行っていったほうがいいのかも知れません。